【色違い】色違い判定回数って何?『ひかるおまもりが確率3倍』が不適切な訳

こんにちは、Keyです

みなさんは『ひかるおまもり』を持ってると色違いの出現率が三倍になると聞いたことがないでしょうか

この説明は細かく言うと間違いで、正しくは『色判定回数+2回』です

今回は『色判定回数』という言葉と共に、なぜ『ひかるおまもり』の効果についてこのような間違った説明が広がっているのかについて説明します

色判定回数

色判定回数というのは文字通りポケモンが色違いかどうかの判定を行う回数であり、通常1エンカウントで1回です

色違いの出る確率は1/8192(XY以降は1/4096)ですが、色判定回数は分子のの部分に当たります

ひかるおまもりを持っている場合『色判定回数+2回』という効果が加わり

(1+2)/8192=3/8192

と変わります、さらに約分することで

3/8192≒1/2730

となり、確率は3倍です

 

つぎにBW2の濃い草むらのように、2匹のポケモンと同時にエンカウントする場合で考えてみましょう

2匹のポケモン両方に色判定回数が+2回されるので

2/8192=1/4096  ⇨  6/8192≒1/1365

となり、ひかるおまもりを持ってない状態と比べると3倍です

 

これらの例を見るとひかるおまもりの効果は『色違いの出現率が三倍』で問題がないように思えますが、別の例を見てみるとこれが破綻していることが分かります

 

これは国際孵化の例です

国際孵化には『色違い判定回数が+5回される』という効果があります

これにひかるおまもりの+2回が加わると合計8回色違いの判定が行われます

つまりひかるおまもりの有無によって確率は

6/8192≒1/1365 8/8192=1/1024

となり、確率は3倍になっていません

 

このように、濃い草むら群れ粘りのようなエンカウントするポケモンの数を増やして確率を上げる粘りでは確率が3倍になりますが、国際孵化連続釣りのような、色判定回数に補正を加える粘りでは3倍になりません

シンプルな自然遭遇粘りでは確率が3倍になっているため、おまもりの効果について誤解が広がったのでしょう

 

ちなみにひかるおまもりの効果はBW2~剣盾、BDSPでは+2回でしたが、レジェンズアルセウスでは+3回になっているようです

まとめ

今回は別に知らなくてもいいような確率の話でしたが、こういう知識も持っていると色粘りがより楽しくなるのではないでしょうか

では、また次の更新で!!

 

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